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おばあさん猫・ムニとヒトミと、ちょっとグーちゃん

今から18年前、東京からイタリアのトリノへ移り住んだ私と愛猫ム二とヒトミ。今では21歳を超えた二匹たちとの暮らしぶりや、老猫介護苦労話、新しくやって来たラブラドールのグーちゃんとの楽しくて切ない記録です。

おすすめ猫本

↑いつも仲良しだったムニとヒトミの若かりし頃 日本では猫がブームだそうですね。 年末年始、日本に里帰りした時も 書店で『猫自身』とか『ニャエラ』なんていう週刊誌を見かけて、 思わず買ってしまったり。 特に『ニャエラ』はおさっしの通り『アエラ』が…

となりのグラ

お隣さんは、猫を二匹飼っている。グレーと白のツートンカラーで、いつもニャーニャーとご飯をねだりにやってくる元気なコと、ご飯はねだるものの、私が近づくとビクビクッと飛び退ったりする白黒のコ。飼っているといっても、外猫としてご飯を庭先において…

2015年6月22日

21年前、東京のマンションの、無惨に桟だけになった障子に登るムニとヒトミ 1年前の今日、ヒーちゃんが突然死んでしまった。今年のトリノは、つい3日まで雨ばかり降ってセーターが手放せないような天気だったけれど、去年は5月に真夏のような暑い日が続い…

誤飲の恐怖

↑時期外れですが、2011年ウサギ年の年賀状用に準備したムニの写真。ちょっとファンシー過ぎかな、と結局使わずじまい。 あれはムニがまだ、2歳になっていなかった頃のことだと思う。ある夜、若干酔っぱらい加減で三鷹台のマンションに帰った。むに〜、ひー…

ムニの認知症とココナッツオイル

「シニョーラ! カドゥート・ウン・ガット!」奥さん、猫が一匹、落ちてきましたよ! そんな声に慌てて手すりから身を乗り出し、一階下のバルコニーを見た。見ると、ムニが5メートルほど下の地上階のバルコニーでのそのそ歩いていて、そのまわりで、その家…

泌尿器にやさしいセント・バーナード?

先日、仕事のドライブ中、アオスタの北東部にある、グラン・サン・ベルナルド峠を通りかかった。ペットライフのブログなのになぜ、峠の話? かというとこのグラン・サン・ベルナルド峠はムニとヒトミの長生きに大きく貢献してくれた大切な場所だからなのだ。…

グレース登場

「ムニとヒトミと、ちょっとグーちゃん」というタイトルをつけたのに、このブログを始めたとたんにムニが逝き、ヒーちゃんも後を追い、わが家の4本足家族はグーちゃんだけになってしまった。なのに彼女のこと、まだちゃんと紹介さえしていいことに気がつい…

ヒーちゃんの本当の気持ち

ヨーロッパに熱波が到来しているそうで、連日ものすごく暑い。イタリアの夏は、日中暑くても日陰に入れば湿気がないからスッと涼しいし、夜遊びに出かける時分には肌寒いぐらい涼しくなるのが普通だったのに、今年の暑さときたら日本並み。熱帯夜のように暑…

ヒーちゃんの急変、そして

「そんなに無理矢理食べさせないでよ」ヒーちゃんが言った気がした。「あたち、もう、ムニちゃんに会いに行きたくてしかたないの」先週の日曜日、私はここまでをチンクエテッレの風景を撮影するボートの上で取材ノートのすみっこに書いていた。夕方の光で同…

宿敵ネーヴェ

ヒーちゃんの淡い初恋(?)がネーヴェの出現で切なく散った前々回。三角関係 その2 - おばあさん猫・ムニとヒトミと、ちょっとグーちゃん 今回は、ヒーちゃんの恋敵(!)ネーヴェとは、じゃあ、いったいどんなヤツだったのよ、というお話でございます。真…

老猫おしっこ事情

イタリアに来てすぐの頃。ひーちゃん、ビデの中でいったい何を? ひーちゃんのにっくき恋敵(?)ネーヴェとはいったいどんな猫だったのか、を書きかけていたら、とても可愛いシーンに遭遇してしまったので、それについて、急遽書くことにした。天気がいいの…

三角関係 その2

「オ・ドゥエ・ガッティ」という言い方が身に染み込んでいる。「猫を二匹飼っています」という意味のイタリア語だ。ガッティGATTIが猫の複数形。他にもミーチmici(にゃんこ?)とかミチェッティmicetti(猫ちゃん?)などいろいろ言い方はあるが、どれも複…

ムニの誕生日

今日はムニの誕生日。22歳に3ヶ月届かなかったけど1993年4月25日に生まれたムニは、とてもきれいで、猫らしい猫だった。お祖母さまをアメリカンショートヘアに持つムニは、おでこと身体の一部にアメショーらしきシマがあり、全体的にはベージュとグレ-が…

ムニとヒトミ 飛行機に乗る 最終回

こんな写真を見つけた。まだデジカメなんかなかった21年前の赤ちゃんヒトミが写ってるネガのベタ焼き。時代を生きてきたんだね、ムニ、ヒトミ❤ 夕べ、庭でウリボウが一匹、遊んでいる夢を見た。Facebookにご近所で出会う動物シリーズをアップして好評だった…

つらいひーちゃん

生後一ヶ月で我が家へやって来て以来、2ヶ月前にムニが亡くなるまで、ずっとムニと一緒だったひーちゃんは今、21年間の人生で初めてひとりぼっちの日々を体験している。ひーちゃんは一日中のほとんどを、ベッドルームの窓際においたカゴの中で、寝たり、外…

ムニとヒトミ、飛行機に乗る その2

ムニがいなくなって、そろそろ2ヶ月。あの日、ムニを埋めた庭の片隅には雪が積もっていたのに、今は一面に可愛い草花が咲き始めたりしていて、ずいぶんと時間が経ったことを実感したり。そんなわけで、前回の続き。1996年の5月頃、私とムニとヒトミはJAL成…

ムニとヒトミ、飛行機に乗る

首都高速で車酔いになったりしながら成田空港へ到着したのが前回。そして私と、ムニとヒトミはイタリア・ミラノ行きの飛行機に乗った。飛行機に乗った、と一言でいうのはとても簡単だけど猫二匹を連れて、はそんなに簡単ではない。まずは家族からごちゃごち…

ヒーちゃんの車酔い その2 というか、むしろその1

前にも書いたように、 ヒトミが私に可愛がられているのを見るとヒトミをぶん殴ったりするムニだったけど、私が介在しなければ姉妹のようにとても仲のいい二匹だった。あれは日本から2匹を連れてイタリアへ来た日のことだ。東京練馬区の実家から成田へ、トラ…

ヒーちゃん スキー場へ行く

去年の11月の終わり頃、ムニは一度危篤状態になった。奇跡の復活をしてからも、それ以後は後ろ足がめっきり弱って自分の寝床からうまく立ち上がれなくなったので、トイレもご飯も助けが必要となった。だから私は長時間家をあけることができなくなった。 助け…

会いたい

ムニが最後に歩いた後に掃除機をかけ、 ムニを最後に抱っこしたセーターを洗濯して、 私はだんだんと、あなたのいない生活にも 慣れたような気がしてたんだけど。 友達が私を励ますランチを企画してくれたり、 高校時代の仲好しが書いてくれた手紙が日本から…

三角関係#1

生後一ヶ月でお母さんと別れてわが家へやって来たヒトミは、おしっこも上手にできないし、猫社会の常識も何も身につけていなかった。だから21歳になった今、りっぱな大人の猫として暮らしているのは、ムニ姉さんの厳しい指導のおかげである。 だからかどうか…

ヒーちゃんがやってきた

ムニがいなくなってしまって、ヒトミはとても寂しそうだ。 1993年12月30日生まれの白黒猫ヒーちゃんことヒトミは、去年の年末に21歳になったばかりのおばあちゃんだ。 ムニがわが家へ来て半年、可愛い盛りの子猫がすっかり私に懐いてしまったのを見た当時の…

さよなら、ムニ。

日曜日、とてもいい天気で春めいていてムニが元気だったなら、ムニとヒトミと私とで日差しの入る窓際に寝転がって本を読んだり昼寝をしたりするそんな一日だったのに。そんなしあわせがずっと続くと思っていたのに。 2月1日 日曜日 ムニを庭に埋めた。 金…

ムニの旅立ち

2015年1月31日1時15分 夕べ、今夜は一緒にベッドで寝ようと思い、 ベッドを汚さなよう新しいトイレシートを敷いたり、 ムニ用の湯たんぽを温めたりして準備をし、 ベッドに横たえてすぐ、 口がかすかにカチカチと何度か動いた。 そして、はふ、はふ、はふ…

1月29日 一日中寝ているだけになって、 もう鳴き声も出さない。 おしっこの量も減ってきたみたい。 お尻の周りがかぶれたみたいになっているから オムツももうやめたのだけれど、 5時間も6時間も汚れていない。 もういよいよなのかな。 悲しくて悲しくて…

よろしく頼むよグレース

体温が下がってきているムニが寒くないように、寝床にしているカゴにムニを横たえ、タオルでくるんだジェル状の湯たんぽを身体の下に入れ、毛布をかけてあげているのだけれど、夜中はそれでも寒いかもしれないと心配になる。 だから、キッチンの薪のストーブ…

ムニがやって来た日のこと

ムニが私のところにやって来たのは、1993年6月19日、雨の夜だった。 その頃、一緒に住んでいた彼の友達の家で子猫が生まれたと聞いて、見せてもらいがてら飲みに行ったんだったと思う。詳細はよく覚えていない。なにせ21年も前のことなんだから。 友達の家…

2015年1月25日 終わりの始まり

金曜日からまた、急に食欲がなくなってきた。 ボケ老人は、食べたことを忘れてしまって際限なく食べたがる、なんて話を聞いたことがあるけれど、つい何日か前はまさにそんな感じで驚くほど食べていたのに、昨日から、好きな餌を入れたお茶碗を鼻の近くへ持っ…